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新型コロナウイルスの感染防止に向けた当店の取組みについて

最終更新: 4月17日

ご承知の通り、3月11日(スイス・ジュネーブ時間)、日本時間で12日(木)に、WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長が、世界で感染が広がる新型コロナウイルスについて「パンデミック」であることを宣言しました(やっと)。


当店では、感染拡大が顕著になって来た1月下旬から、閉店後に毎日、徹底的な除菌作業を行っています。

元々、開店当初から、毎日必ず閉店後に行っていた作業ではありますが、新型コロナウイルスの感染が広がってからは、特に念入りに広い範囲で実施しております。


当店は、カウンターテーブルが中心で、レストランのように孤立したテーブル席がメインではありませんので、お客様が帰られた直後に除菌スプレーでテーブル全面を殺菌するという作業が出来ません。

一人のお客様が帰られた後に、そのお客様がお使いになったカウンターテーブルの一部だけにスプレーを撒くことは困難ですし、隣のお客様にも影響がありますので、それは控えております。


新型コロナウイルスの感染が拡大し始めてからは、お店入口のノブやドア・ガラス面の殺菌から、カウンターテブル、椅子、トイレなど全ての範囲やお客様が触れたであろう部分を想像して念入りに殺菌しております。


巷では、2月中旬くらいからのコロナショックで、マスクやトイレットペーパー、除菌剤などが購入困難となっておりますが、当店では3年前から除菌用のアルコール製剤の十分な在庫を継続して確保しておりましたので、この先も何ら影響がございません。

従いまして、安心してご来店いただけます。


新型コロナウイルスの感染は、飛沫感染と接触感染により伝播すると考えられております。

上記の対応は、後者の、お客様の衣服等に付着したウイルスが、テーブルや椅子などに着いて(落ちて)、それに触れた別のお客様がウイルスに感染するのを防ぐための対応です。

もしかすると、新型コロナウイルスに感染したお客様で、自覚症状がない潜伏期間中に当店にご来店され、会話中に飛沫が散乱し、テーブルや椅子に付着している場合も考えられます。

ウイルスは目に見えないため、今後も出来る限りの対策は講じて行きたいと考えております。


ただ、心配なのは、新型コロナウイルス感染に関しての間違った認識です。

SNS上のデマやチェーンメールで間違った情報を鵜呑みにするのは大変危険です。

時々心配になるような勘違いをされている方がいらっしゃいます。


例えば、「喫煙者は感染しない」と胸を張ってタバコを吸われている方。


何の根拠があって、そんな自信があるのかわかりませんが、多くの専門家による医学的、生物学的研究によって、 


①喫煙が肺をはじめとする呼吸器や全身の免疫系に悪影響を与え、タバコを吸うことでウイルスなどの病原菌に感染しやすくなる(※1)。

②喫煙によって呼吸器疾患が重症化し治り難くなる。また受動喫煙でも同じことが起きる(※2)。

③喫煙による免疫系への悪影響は、タバコ製品に含まれるニコチンが関与する(※3)。

④ニコチンは肺の炎症を抑え、傷ついた細胞を修復する作用のあるインターロイキン22の産生を阻害する(※4)。

などの研究論文が発表されています。


また、50歳以上で免疫の異常や弱体化、心臓病、肺疾患、がん、糖尿病などの基礎疾患にかかっている人が新型コロナウイルス感染症に罹患すると重篤化し、最悪は死に至ることがわかっています。


それと、致死率が低いと思い込んでいる方、季節性のインフルエンザの致死率が平均0.1%であるのに対し、新型コロナウイルスの致死率は、現時点において全世界で3.8%、イタリアに限っては7.3%とインフルエンザよりもはるかに高い値となっています。


従いまして、間違った認識を持ち、マスクもせず、大勢の居る場所を訪れ、当店で咳やくしゃみをすることだけはご勘弁下さい。

他のお客様にも大変迷惑です。


日本は、今のところイタリアを中心とするヨーロッパ、中東のイランの感染拡大スピードに比べると、緩やかな感染におさまっています。ただ、今後、日本でも感染が拡大し、本日から施行される「緊急事態宣言」が出されるような事態に至りましたら、感染予防対策をしていない(関心のない)方、間違った認識を改めない方のご来店は、積極的にお断り致します。また最悪の場合は、暫くの間、お店を休業する所存ですので、予めご承知おき下さい。


どうか皆様も日頃から関心を持ち、正しい知識をもって感染予防に努め、くれぐれも新型コロナウイルスに感染されませぬようお気をつけ下さい。

そして、1日も早く、新型コロナウイルスの感染が終息することを祈っております。


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【関連文献】

※1:Feifei Qiu, et al., "Impacts of cigarette smoking on immune responsiveness: Up and down or upside down?" Oncotarget, Vol.8(1), 268-284, 2017.


※2-1:Marc Fischer, et al., "Tobacco smoke as a risk factor for meningococcal disease." The Pediatric Infectious Disease Journal, Vol.16, Issue10, 979-983, 1997.


※2-2:Saran Sridhar, et al., "Increased Risk of Mycobacterium tuberculosis Infection in Household Child Contacts Exposed to Passive Tobacco Smoke." The Pediatric Infectious Disease Journal, Vol.33, Issue12, 1303-1306, 2014.


※3-1:Yanli Ouyang, et al., "Suppression of human IL-1β, IL-2, IFN-γ, and TNF-α production by cigarette smoke extracts." The Journal of Allergy and Clinical Immunology, Vol.106, Issue2, 280-287, 2000.


※3-2:C Macaubas, et al., "Association between antenatal cytokine production and the development of atopy and asthma at age 6 years." The LANCET, Vol.362, Issue9397, 1192-1197, 2003.


※3-3:H Mehta, et al., "Cigarette smoking and innate immunity." Inflammation Research, Vol.57, Issue11, 497-503, 2008.


※3-4:Jonathan Grigg, et al., "Cigarette smoke and platelet-activating factor receptor dependent adhesion of Streptococcus pneumoniae to lower airway cells." BMJ Thorax, Vol.67, Issue10, 2012.


※3-5:Yan Feng, et al., "Exposure to Cigarette Smoke Inhibits the Pulmonary T-Cell Response to Influenza Virus and Mycobacterium tuberculosis." Infection and Immunity, Vol.79, No.1, 229-237, 2011.


※3-6:Mahyar Nouri-Shirazi, et al., "Evidence for the immunosuppressive role of nicotine on human dendritic cell functions." Immunology, Vol.109, 365-373, 2003.


※4:Hannah My-Hanh Nguyen, et al., "Nicotine Impairs the Response on Lung Epithlial Cells to IL-22." Mediators of Inflammation, doi.org/10.1155/2020/6705428, 2020.





3/14/2020 20:53現在の世界の感染者数

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