日本も、やっと2回目のワクチン接種率が国民全体の4割を超えたところですが、高齢者にとっては2回の接種を終えても、コロナ感染のリスクは日を追うごとに増えている状況になります。
最近発表された国立病院機構宇都宮病院研究チームの調査によると、高齢者は、2回目の接種から3カ月後に、抗体の量が大きく低下する傾向があるそうです。
60代~70代では、3カ月後には、実に20代の半分程度しか抗体量がないそうです。
さらに、喫煙者に至っては、吸ったことのない人に比べて、抗体量が47%も減少することから、ワクチン接種の意味がかなり薄れてしまいますね。
つまり、高齢者で喫煙者の人は、ワクチン接種をした意味があまり無いにも関わらず、そういう人に限って、ワクチン接種をしたからもう大丈夫!という間違った安心感で、平気で夜のお店(緊急事態宣言中にも関わらず、酒を提供している闇営業店)に繰り出している人が多い気がします。
自ら火中に飛び込んでいるようなものです。
特に高齢者の人に多い傾向がありますが、ワクチン接種をしたからといって、コロナ感染のリスクが無くなったわけではありません。
特にデルタ株に関しては、感染するリスクは無くなっていないと思った方が良いでしょう。ただ、万一、感染した場合において、重篤化する可能性が少しだけ減っているというだけの安心感しかないことを肝に銘じるべきですね。
出典:FNNプライムオンライン 8月17日
出典:NHK 新型コロナ ワクチン情報
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