17日(火)の菅総理の会見で、再び9/12まで緊急事態宣言の延長が決まりました。
併せて、新たに緊急事態宣言が発出された県や、まん延防止等重点措置を適用される県が増えました。
政府は、そんな小出しの対策で本当にこのデルタ株に対抗できると本気で考えているのでしょうか?
8/31を9/12まで約2週間延期した根拠もわかりません。この2週間ほどの延長で、この事態を収めるのに適当な日数だと考えたなら、その根拠が知りたいです。例えば、約2週間延長することで、2回目のワクチン接種が国民の6割以上に達するとか。。。
総理は、ロックダウンをしたって、結局は感染対策の決め手とはならないと、毎回、諸外国を例に挙げて仰いますが、それで成功している国も参考にして欲しいものです。
確かに、日本も一時は「ジャパンミラクル」と言われるほど日本流の対策が成功したかのように見えた時期もありましたが、4回も緊急事態宣言を連発してしまっては、そのミラクルはもう起こりません。
個人的には、単なる延長は何も効果を生まないと思います。
そんな各国が感染拡大を続ける中、ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)首相の采配はいつも素晴らしいものがあると感じます。
今回も、半年振りに感染者が1名確認されたことを受け、直ぐに全国でロックダウン(都市封鎖)の措置を発表しました。アーダーン首相は、昨年から、このようなロックダウンの措置を、感染者が確認されると間髪おかず発出しており、高い効果が出ています。
こういう国もあることを是非見習ってもらいたいです。
この今の日本の状況には、ロックダウンに近い措置が必要です。2週間でも厳しい措置を講じない限り、感染者が増え続け、医療も崩壊し、さらに死者が多数出てしまうと思います。
確かに、日本と比べるとニュージーランドの人口は 1/25 であり、簡単に真似をすることは出来ないとは思いますが、是非、国民に刺さる言葉で、しっかりとリーダーシップを取ることを菅首相も見習ってもらいたいものですのです。
誰が書いたかわからない原稿を、プロンプターを見ながら棒読みするだけであれば、ペッパー君の方がもっと上手にいい仕事をすると思います。広島式典の挨拶のような「読み飛ばし」をすることなく…
出典:CNN.co.jp 「記者会見に臨むアーダーン首相=17日、ニュージーランド首都ウェリントン/Hagen Hopkins/Getty 」Images
Comments