• asami

感染予防としての「カクテル対策」を!


つい3~4ヶ月前まで世界で最も悲惨な状況にあった、あのインドで、今はレストランや大型ショッピングモール、映画館などが通常営業し、飲食店などでは皆、お酒を飲んでいるではありませんか。マスク会食なんかしないで。。。


4月に感染爆発が起こり、5月上旬には1日に40万人以上もの感染者が出て、死者も急増し火葬も追いつかない状態に陥っていた、"デルタ株発症"のあのインドが、今では感染者も激減し、急速に日常を取り戻しつつある姿を見て、今のダラダラした日本との違いを見せつけられた感がありました。今でも、1日に4万人弱の人が感染しているにもかかわらず、日常が戻っているインドと日本の違いは何でしょう。


その成功の裏には、2つの要因があると考えます。


1つは、各州全体的に実施された厳格な「ロックダウン」。

これによって、短期間である程度の封じ込めに成功したのだと思います。


そして、もう一つは、命懸けの「集団免疫」の獲得です。

今日現在で、インドのワクチン接種率(2回接種)は9.8%と、1割にも達していません。世界的にみても、19位とかなり低い位置にいます。


出典:https://www.covid19india.org/


出典:NHK 世界のワクチン接種状況


しかしながら、インド医学研究評議会(ICMR)が70の地区で6月~7月に実施した調査では、主要な8州で7割以上の人に新型コロナウイルスの抗体が確認されたのです(下表参照)。つまり、この人達は、実際に新型コロナウイルスに感染した結果、得られた抗体を保有しているということです。まさに命懸けの抗体獲得ということになります。

計算上では、人口約13億6千万人のうち、約9億5千万人が抗体を保有していることになります。この「集団免疫」の急速な獲得によって、感染者も急激に減って行ったと考えられます。しかも、今、世界でワクチン接種が進んでいるアルファ株のスパイクたんぱく質の遺伝情報を組み込んだm-RNAワクチンによって得られる脆弱な抗体ではなく、"インド原産"のデルタ株に対する抗体なので、その免疫力も優れているのでしょう。


インド政府の公式の発表によると、インドのコロナ感染による死者数は40万人とのことですが、アメリカの研究機関(米国グローバル開発センター)の調査によると、実際には、その10倍にあたる340~490万人が亡くなっているというのです。日本の10倍以上の人口を有するとはいえ、恐ろしい数の死者数となっています。

まさに命懸けの抗体獲得です。


さすがに、日本ではこの荒療治はできないので、ワクチン接種によって抗体を獲得するしかありませんが、今話題になっている治療法としての「カクテル療法」ではなく、感染する前の予防としての「カクテル対策」を是非、実施してもらいたいと思います。

カクテル対策とは何かというと、インドの例を見習って、『ロックダウン×ワクチン接種』という組み合わせのカクテルです。

やはり、ここまで急激にデルタ株の感染拡大が起こってしまっている現状を鑑みると、まずは本格的に人流抑制をしなくてはいけないでしょう。

何となく人流が減っているような気がする程度の「菅流」ではなく、本気の人流抑制です。

そして、その期間に、一気にワクチン接種を進めれば、インド程のスピード感はないかもしれませんが、確実にこの第5波を抑制できるはずです。


カクテルの話題になると、BARの人間として黙っていられません(笑)


出典:Ministry of Health and Family Welfare


出典:THE TIMES OF INDIA

#カクテル療法 #カクテル対策 #コロナ感染 #インド #デルタ株 #ワクチン接種 #抗体 #集団免疫 #ロックダウン

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なんで2個飛ばしたかと思ったら。。。

先日UPした表を見ていただくとお分かりの通り、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の命名のギリシャ文字が、ν(ニュー)とξ(クサイ)が飛ばされて、いきなりオミクロンになっていたことに疑問を感じていましたが、今日の読売新聞オンラインニュースを見て納得しました。 またもやWHOが中国に忖度した結果が、こうなったんだと。 記事によると、中国共産党総書記の習近平(シージンピン)国家主席の姓と同